地震、津波で大変な上に、放射能、、、
福島原発事故はパンドラの箱が開いたよう。今まで封印されていた、しがらみや偽りなども一気に露わ、マスコミ操作で平和ボケした日本の姿が浮き彫りになる。ネットや本で調べることで真実が少しずつ分かり始め、徐々にデータも出てきて、考えてしまう。プレートが動いている今、日本全体が廃土になるか、多くの生命にも関わる重大問題に直面している。正しく知り、正しく対応しなくてはいけない。
永世中立国スイス核シェルターの設置率は人口に対して100%以上、法的義務もある。核シェルター普及率は、イスラエル100%、ノルウェー98%、アメリカ86%、日本0.02%とか、世界唯一の核被爆国で苦しみを体験したのに、核問題の認識も甘かった。庶民であっても耐震性を考えるのに、原発が耐震性が無く津波も低くしか想定していなかったなんて、頑丈な組織下でも原発を守れなかったなんて、無責任さに呆れてしまう!危険を伴う原発を作るからには廃棄物まできちんと考えてほしいもの。避難されている方々や実際に作業をしてくださる方々を思うと申し訳ない気持ちでいっぱいだし、汚染が日本だけでなく世界にも広がって自然も破壊してしまうのは本当に悲しい。
日本列島は地球上最も地殻変動が活発。しかも最近は世界各地で洪水、浸水、竜巻、ハリケーン、地震、津波、火山噴火、地球が激しく変動している時。昨年は日本は原発54基運転、東海地震震源直上「浜岡」、日本海側「島根」、四国中央構造線沿い「伊方」、若狭湾沿岸「原発銀座」、信越変動帯「柏崎」、三陸「女川」も心配。今でも旧式原発は稼動しているし、津波や地震の想定も甘すぎて危険。福島原発事故は始まり、今の体制ならもっともっと同じようなことが続いて手に負えなくなっていく。世界でも原発432基(アメリカ104基、フランス59基、、)は稼動している。起きるべきして起きてしまった。でも今を変えれば未来が変わるかもしれない。
ドイツでは、早い対応。ドイツのメルケル首相は4月15日、ベルリンで国内の16州(特別市を含む)の州首相とエネルギー政策転換について会談し、国内にある17基の原発の早期廃止で合意。メルケル政権は福島原発事故後、国内原発総点検の実施を決め、昨年、打ち出したばかりの原発稼働延期計画を凍結。現在、1970年代につくられた原発など8基の稼働を一時停止している。
日本を調べていくと、今までも原発危機を指摘する識者がいても反対運動があっても抑えられ、裁判に敗訴したり、捕まったり、原発推進巨大勢力には打ち勝てなかった。原発反対デモはテレビのニュースにも取り上げられない。一時的な利権や既得権が守られたとしても、日本が廃土になれば、それまで!
日本の常時通電が当たり前は特殊で過剰に消費している。アジアやアフリカで停電はよくあり、かえって電気の有り難味を感じ、人との触れ合いが増す気がする。電磁波も怖いのでオール電化は避けたい、個人的にはできるだけシンプルなライフスタイルを心がけたい。太陽と共に過ごし、クーラーではなく自然の風が心地いいスローライフ。私たち一人一人が足ることを知って昔の生活に少し戻り省エネしてもいいし、電機メーカーだって省エネ対策の努力もしているから新製品に買い換えてもいい。可能な限りメリハリをつけて効率的に仕事をしてバカンスする。電車や工場など必要なところは省エネや工夫しながら稼動してほしいけど、新しいライフスタイルへ転向するのは廃土になるよりいい。
日本は資源が無く人こそ資源、有能な人が除外されがちの今の日本社会であるが、知恵を結集すれば代替エネルギーへ、クリーン化に、新日本が立ち上がるかもしれない。日本人は難民になって国外に逃げるのか、日本に留まって美しかった自然と共に心中するのか、安全の保証が無い限り原発は直ちに止めてほしい。東海地震が起きる前に、そして来年2012年は太陽の活動期になる。
今こそ、ライフスタイルを変える覚悟で、原発を廃止してほしいと願う、これがかすかな希望。さもなければ自分たちで身を守らなくてはいけない。
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